Summer Namm 2019で発表された ブライアンのニューシグネイチャーがついに登場!!
BlackのナッシュビルとHotrodもリニューアルです!!
その中でも目玉と言える Gretsch G6120T-BSSMK Nashville ’59 “Smoke” が入荷。
ブライアンの三代目メイン機として20年に渡り不動の地位を築く1959年製の6120”Smokey“。このギターこそ世界で最も有名な6120と言っても過言では無いでしょう。今回のシグネイチャーモデルは、その“スモーキー”を可能な限りのスペックで再現したファン待望の一本!!
まずは、スモーキー愛称の由来となっている独特のカラーリング。やや曇ったようなトランス・オレンジをややマットなラッカーフィニッシュにより質感まで再現。弾き込むことでの経年変化が非常に楽しみです。
そしてファンの間で話題となった!?のがマスターヴォリュームの位置。
これはヴィンテージで多い個体差による違いなのですが、ご覧のようにスモーキーのマスターヴォリュームがホーンの外側に位置しているのが特徴となっており、この再現は多くのファンがニヤリとするのでは無いでしょうか?
本来0フレット仕様である59年製をデルリンナットに変更。エボニー指板にミディアム・ジャンボフレット組み合わせ、ハイフレットに向かってフラットに仕上げるコンパウンドラジアスを採用。コンパウンド・ラジアスは初採用となりますが、こちらはブライアン本人のギターのリペアを担当するTV Jonesも同様の仕上げを行なっているようです。
チバ ユウスケさんのシグネイチャーで初採用された、ヴィンテージ同様の埋め込みインレイも!!
0フレットを抜き取った後のヘッドの突き板処理、ナット後ろにかけて独特の間延びしたヘッド形状も見事に再現されています。
その他、ヴィンテージGretschを実戦使用に耐え得るレベルに行われるお馴染みのカスタムとして、Tune-Oタイプのブリッジ、台座はピンで固定。ロック式チューナー、ロックピンの採用等はもちろん網羅しています。
P.UにはTV Jones Ray Butts Ful-Fidelity Filter'Tron(PAFバージョン)を搭載。同じくTV ジョーンズによるシグネイチャーP.Uも発売されていますが、こちらはTV JonesによるヴィンテージPAF期フィルタートロンの完全再現となりますので、59年リイシューにはルックス&サウンドともにこちらがフィットするでしょう。もちろん、ブライアン・セッツァーが59年製にこだわるファクターの一つであるトレッスルブレーシングも再現。程良いソリッドフィーリングが得られます。
今回のリニューアルにあたり、実機からの計測が様々な部分で行われていますが、プレイ面に於いて最も影響するのがネックの形状です。現行のGretschとしてはナローなVシェイプとなっており、ヴィンテージを触ったことがある方なら「これこれ!!」と言いたくなるシェイプです。
その他、最初期のGretschロゴBigsbyに見られるプラスネジや、ヴィンテージではジョイントボルトを隠す為にワンポイントとなっているエボニーボタン(ダボ)もダミーで再現。さらに細かな部分ではヴィンテージを再現したボディー内のラベル、ピックガード形状や二段折り曲げとなったピックガードのステー等、ファンには嬉しい仕様が満載です。
ジョージハリスン以来となるプラスネジのビグスビー。
ヴィンテージスタイルのラベルも再現!!
現代の組込み技術であれば必要とならないジョイントボルトですが、ダミーでもこのボタンがあるだけで雰囲気がグッと増します。
もちろんダイスノブも付属しますので、ピックガードを外して本人仕様に近づける事も可能。さらに、ロッドカバーとチューナー(シュパーゼルに)を交換するというのも良いですね。
見ているだけでもワクワクしますね。
ブライアン・ファンにはもちろん、Gretschに憧れはあるけどヴィンテージは使い勝手が、、、という方に。ヴィンテージの魅力に実用性の高いスペックが詰め込まれた完璧な一本です!!
Stray Catsの来日も期待されるこのタイミングでの入荷ですので運命を感じてください!!
- 2019.12.12 Thursday