LINE@ お得なキャンペーンや新製品情報を配信中☆
オンラインショップ
楽天市場宮地ミュージックオンライン
yahoo
デジマート
  • dekoni audio
  • isovox
  • cla10
Shop Information
アクセス
JR御茶ノ水駅より徒歩6分
JR秋葉原駅より徒歩10分
東京メトロ「淡路町」「小川町」「新御茶ノ水駅」より徒歩1分
>>アクセス・店舗情報

営業時間
11:30〜19:30

定休日
正月休み(1月1〜2日)のみ

TEL:03-3255-3332
FAX:03-3255-0382

 
この記事は2010.08.13 Fridayに書かれたものです。


雨の日もBLUESKY


何でもかんでもアナログのシミュレートに命を賭けたデジタル・エフェクターのこのごろではありますが、ギター用となると満足できるリバーブがなかなかありませんでした。


考えてみれば、ギタリストにとってはリバーブとはギターアンプの付属効果であって、わざわざ足下に置いて、大金出して購入するものではないという方が大半。
大きな部屋で弾けば自然な残響を得られるし、他のエフェクター買ったほうが...。

理由はさまざまですが、デジタルがいかに進歩して残響をリアルにシミュレートしても、デジタル・リバーブにエレキを突っ込んでテケテケ言わせられないし、とギターアンプのスプリング・リバーブとデジタル・リバーブとでは同じ「リバーブ」というカテゴリーに居ても、まったく立ち位置の違うエフェクターだったと思います。

特に名器といわれたスプリング・リバーブやテープ・エコーなどの多くはそのアンプ部のブースター的な音色が語り継がれ、出音のリバーブ成分よりも生音の太さが魅力だったりする機種も多く存在します。

前回のストライモンブログを書いたベテラン店員Iやワタクシのように60〜70年代の英国に遠く想いを馳せ、コダワリにこだわって、当時のアナログエコーなどを店頭に並べておりますが、いいと思うものは「やっぱり音が太い!」というものです。
しかし、それは残響音部分のみに対しての感想ではなく、いい意味で音を増幅するその回路の個性に対してかも知れません。

さて、そんなアナログ育ちなワタクシが新しいデジタル・リバーブを試してみます。


BLUESKY。


STRYMONのこのシリーズは新しいSHARCチップで一生懸命バケツリレーしたりしていますが、このBLUESKYではそのDSPを惜しげもなくリバーブ・アルゴリズムのみに投入したんだそうで、ストライモンのカタログやHPではこれでもか、これでもかとアピールしておりますので詳しくはそちらをご覧いただくとして、体験的な、きわめて個人的な印象ですが何かご参考になれば。


まずは、もっとも普通な音が出るモードと考えられる"norm"。


...うーん、拍子抜け。


何コレ?原音を何も変えずにそのまま減衰させていくつもりかい?...。


...ああ、それでいいのか。自然なリバーブだからなあ。
    
という感じです。あまりにクリーンで自然なリバーブ音のため、ギターの世界では逆に不自然な印象さえしてしまいます。
まあ、ギターを直接プラグインしてアンプにもって行くには物足りない程自然です。何も音色が変化せずスーっと小さくなっていく。
考えてみれば、これが自然なのかと改めて認識させられます。
ここはアンプやPAなどのセンド・リターンで使うと本領発揮できるところという印象です。


さて、今度はモードを "mod"に。
こちらはモジュレーションの効いたリバーブ。さきほどの自然なリバーブとはひと味違った空間感覚。
"norm"が平面に囲まれた大きな部屋での残響とすると、こちらは洞窟で何かにぶつかって乱反射して帰ってきたようなランダムな印象のリバーブ。
音楽的には面白い効果だと思います。バンドサウンドのなかで少し存在感を出したいときなんかに良いのではないでしょうか。



最後は "shimmer"。
こちらは洞窟のなかに迷い込んで、女神の声など幻聴を聴いてしまった(なんのこっちゃ)ような、飛んだ感じ。
特にDECAYを長く設定したりすると全く新しい世界が広がります。10代でモスキート音が聴こえる人には僕が聴こえない周波数がここから出ているのではないかと思います(笑)。


デジタル系の良さとアナログ系のよさをハイブリッドにまとめた、そんな感じでしょうか、非常に守備範囲の広いエフェクターです。


いずれのモードも原音は愚直なくらい素直でそのまま。
「もう少し太くなったり、歪んでもいいんだよ。マジメに生きるだけが人生じゃないんだよ。」と語りかけたい気持ちでいっぱいです。
でも、ここまで頑なに原音に忠実であれば、このBLUESKYの前に気に入ったブースターなんかをつないでもそのままアウトプットしてくれそう。
残響系の仕事はこいつにまかせて、ここでの音ヤセや劣化などを気にせず他のエフェクターを安心してセッティングできる、そんなプロ根性を感じます。


ひと昔前だったらこのクオリティは明らかに2Uラックサイズ。ギターケースには入りませんでした。

雨の日も持って歩ける"BLUESKY"。


いい時代になりました。

あっぱれ、あっぱれ。


モウダ


P.S.「何言ってんだかさっぱりわからん」という方のために、STRYMONや話題のプリアンプなどを集めたイベントを9/4(土)に行います。
詳細はコチラからどうぞ。


お問い合わせフォーム



  • 2010.08.13 Friday
  • -



  • dekoni audio
  • isovox
  • cla10