第一弾のアコースティックに続き、第二弾は待望のエレクトックギター。
CollingsとJulian Lage(ジュリアン・レイジ) による究極のコラボレーションが結実!!
(メーカーサイトから)
OM1 Jlの成功とジュリアンのエレキギター愛が相まり、コリングスとの2度目のコラボレーションは避けられないものでありました。高評価を得たジュリアンのシグネチャーモデルの次となるものを作る両者のプロセスは新たにゼロからの始まりでもありました。470JLの製作には出来上がるまでに数年にわたる会話、エンジニアリング、テスティング、微調整、プレイング、リスニング、この過程が幾度にわたり繰り返され出来上がったものです。 最初のスケッチから最終的なプロトタイプに到達するまで、このモデルの内外のあらゆる側面はビルダーとプレイヤー両方の視点から独自のアプローチ、テクニック、スタイルが作られ、唯一無二の最高のエレキギターが完成しました。
2020年のWinter Namm のCollings ブースにてプロトモデルが展示されており、同年の9月には国内入荷とのアナウンスがありましたがコロナの影響により一年遅れて今回、待望の入荷となりました!!
メイプルトップ&マホガニーのフルホロー構造ボディーにダイナソニックP.Uの組み合わせ。Collingsならではの緻密な設計と最高のマテリアルを駆使し、古き良きヴィンテージフレーバーを感じさせながらコリングスらしいリッチトーンを響かせます。
ジュリアンのエレクトリックギターといえば50年代のブラックガード・テレキャスターが有名ですが、Gretschの50年代前半と思われるDuo Jet (情報では53年とありますが、サムネイル・ポジションマークにダイナソニックとは!!?)もお馴染みですね。
このルックスを見れば一目瞭然。今回のシグネイチャーもこのギターが元ネタなのは間違い無いでしょう。
Collings / 470 JL - Julian Lage Signature Electric (Antiqued Black )
SPEC
Colors Antiqued Black
Construction Fully hollow w/ trestle block
Body Solid Honduran mahogany
Top Maple laminate
Neck Honduran mahogany
Body Binding Non-grained ivoroid
Fingerboard Binding Ebony
Peghead Binding None
Bridge Pinned ebony base w/ tune-o-matic saddle top (nylon saddles)
Tailpiece Bigsby vibrato B3
Fingerboard Ebony w/ graduated pearl dots
Fingerboard Radius 12"
Pickups Ron Ellis Ellisonics (custom adjustable height)
Pots/Caps DiMarzio 500K / Jupiter Vintage Yellow
Knobs Black/Silver Reflector Top
Pickup Rings Black Phenolic
Nut 1 11/16" Delrin
Scale Length 24 7/8"
Neck Joint Extra long mortise & tenon
Frets Medium 18% nickel-silver
Peghead Veneer Ebony w/ MOP Collings Script logo
Peghead Profile 470 JL Haircut
Tuners Relic nickel Waverly with vintage oval buttons (16:1 ratio)
Wiring 470 Wiring (master volume, two tones)
Guitar Finish High gloss nitrocellulose lacquer
Pickguard Acrylic Tortoise (1-ply) or Parchment (3-Ply)
Truss Rod Cover Black/Cream/Black
Strings D'Addario NYXL1149 (.011" - .049")
Case Deluxe hardshell case by Ameritage
ハードケース、正規輸入保証付属
なんと重量はBigsbyを搭載しながらも2.78kgと超軽量。
このホンジュラスマホガニーの美しさ、バックからこのギターを見るとCollingsの凄さがわかります。
ネックとボディーバックは貴重なホンジュラス・マホガニー。海外の大手ギターブランドではまずお目にかかりません。
特にマホガニーの質においては他のブランドの追従を許さないコリングスならではの質と木取りです。
メイプルトップ&マホガニーのフルホロー構造ボディーにダイナソニックP.Uの組み合わせ。ラミネート・メイプルのトップに中空構造のマホガニーボディーという点はGretschと同様ですが、内部の構造はトライ&エラーを繰り返し独自のアレンジが施されています。
Bigsbyアームは演奏の幅を広げるだけでなく、緩やかなテンションとややダーティーで程良いローエンド演出。さらに超軽量なボディーのウェイトバランスを取る等、このギターを完成させる最後のピースとなっています。塗装はもちろんラッカーフィニッシュ、ライトなエイジングが施されており、ミントコンディションのヴィンテージギターのような品のある風合いで仕上げられています。
また、ネックジョイント部もハイポジションのツバ部が浮いていないロングテノンのセットネック構造でGretschというよりもGibsonに近いと言えるのかもしれません。
ピンド・エボニーベースのブリッジにKlusonのtune-o-maticを採用する事で実用性を高めています。
さらにサドルに注目!!60年代のGibsonに見られたようなナイロンサドルを採用し、独特のアタックとサウンドを作り上げています。
P.Uには、今や市場で幻とも言われているハンドメイドP.Uブランド/ビルダー “ Ron Ellis ” によるダイナソニックタイプ/ Ellisonicを搭載。原始的でパワフル、独特のアタックとクイックなレスポンス。これぞエレクトリックというピュアな出音がダイナソニックP.Uの特徴。ヴィンテージ P.Uとは異なり各弦のバランスが抜群に良いのはカスタムブランドのP.Uならでは。
ブリッジ側のピッキングでもわかるファットなアタックに甘いトーン。ダイナソニックらしいブリリアントなトレブルに出力も十分で、サウンドやプレイアビリティーも含めて素晴らしく完成されたギターであることは言うまでもありません。クラシカルでありながら新しい、Julian Lageを象徴するような新時代のエレクトリック・ジャズギター誕生と言えるでしょう。コリングスのクラフトマンシップとジュリアンのプレーヤーとしての拘りがヘッドの先からボディーエンドに至るまで、存分に詰まったモデルです。
カラーは3週類(Black、Blonde、Sunburst)がラインナップ。他のカラーもオーダーしておりますが、おそらく入荷は来年以降となりそうです。希少な一本となりますので、お試しはお早めに!!
当店では Colling エレクトリックギターを多数取扱い。
- 2021.10.11 Monday