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この記事は2012.05.23 Wednesdayに書かれたものです。
みなさんこんにちは。

先週は自然が造る金環日食や、人間が造るスカイツリー、自然と人間の偉大な作品を次々に見せられました。それなりに感動いたしましたが、ワタクシ日食は横浜にいたので曇りで見られず、スカイツリーは宮地楽器の前の交差点からチラ見するだけ。
両方TVで見るのみですっかりカヤの外でございました。

さて、人間の造ったもので偉大なものといえばトーカイのエレキギターがありますが(なんと強引な)、今回そのトーカイのご案内でございます。

70年代に良質なレスポール・スタイルのギターを追求し、"THE REBORN"と名づけられた名器たち。
その生まれ変わりであり、かつ進化しているという今回ご紹介の特別オーダー品TOKAI HLS-240SFは"REBORN”の生まれ変わりと言われております。
REBORNの生まれ変わり?というともはや輪廻転生のサイクル。占い師に見てもらえば、前世ではLSだったとか、阿頼耶識(アラヤシキ)とか、とても神々しい魂がオーラとして出ているに違いありません。
(落ち着いて考えると、何度でも生まれ変わるのはゾンビやバイオハザードなどオソロシイものばかりなのですが、商品紹介のページではイメージよくないのでこの話はこの辺で。)

tok-hls240-cs-02.jpg

TOKAI HLS-240SF。
TOKAI SUPER SHOP LIMITED MODEL
と名づけられている通り、通常のカタログには掲載されていない
TOKAI SUPER SHOPと呼ばれるディーラー(もちろん宮地楽器も!)のみがオーダー可能な稀少モデルなのですが、ただ「数が少なければ価値がある」とも言えません。
こちらのブログをご覧いただいている方々に十分「これはいいギターだ」と納得していただけるシロモノかどうか、こちらもコダワリの姿勢で詳しく見てゆきます。

tok-hls240-cs-20.jpg


今回の、材にこだわったHLS240の製作に関しては良質な木材の入手(とくにマホガニー1ピース・バック)が必須であり、完全限定で9〜10本程度しか製造できないとのこと。


製作前にトーカイの工場長やヒビキ・コーポレーションさんのお話をよーく伺って、このなんの変哲もなさそうなLPスタイルのギターが実はツボをしっかりとおさえたギターであると理解し、
これはいい音になりそうだということで、4本オーダーした次第でございます。


cut2.gif

さて、まずはHLSシリーズの自慢のスペックであるネックの仕込み角度。「サスティンとキレのよさを考慮し、ネック仕込み角度を3.8度に設定」。
オリジナルのレスポールは3度。通常のトーカイは4.5度で、今回の3.8度はその中間。


ここがどうして音に関係あるのか。
ネックの角度、ボディに対しての仕込み角を変えるということ。それは単に差込角度を変えるだけではありません。それはネックとボディの接合部分、もっと言いますとエスカッションやブリッジなど、弦振動の伝達経路に変更を強いられることになります。



*リアPUのザグリが最小限なため、マホガニー部分がほとんど削られておりません。
しかもこのマホガニーが1ピース・バックなため、豊かなサスティンを得られるのです。



tok-hls240-cs-07.jpg


従来、ネックの仕込み角度を変える場合はボディのピックアップ部のザグリを従来のままのジグでくりぬく方法が主流でしたが、今回の場合はネックの仕込み角にあわせて
ザグリを浅くする工法をとっています。これは結果としてボディ材のくりぬきを最小限に抑えることになり、ボディ部分の木材の体積を残すことになります。つまり、木の鳴りを最大限に活かすことになり、より豊かな楽器の鳴りを実現することになります。


DSC00602.JPG
ネックのジョイントはもちろんディープジョイント。
実際に接着前のギターを画像のように持たせていただきましたが、揺らしてもまったくズレたりしない精度で接合面を合わせております。
このあたりは完成してからは見えない部分ですので造る前にチェックです。ムリを承知で「このまま持ち上げていいですか?」と聞いたのですが、「もちろんいいですよ。」とニコニコしながら工場長即答。さすがは日本製。高い技術力を誇っています。


木材の仕込みに関しては十分に精度が解ったところですが、トップのカーブはオリジナルの59年製から採寸しただけあって、色気と無骨さを兼ね備えた絶妙なもの。
ボディ周りからなめるように見ていって指板のウネリあるマダガスカル・ローズウッドのあたりまで視線を移動してゆくにつれ、価格を超えたクオリティに満足感を得て、このギターに出会った至福を感じるところでございます。


tok-hls240-vf-08.jpg



ボディやネックがオリジナルに近いカーブを描いているとはいえ、ネックグリップは非常に素直なもの。クセを感じさせず、持った瞬間から手に馴染むようなものです。
実際に弾いてみますと、ネックを握る左手でも常に鳴りを感じられ、全体が鳴っているフィーリング。重量バランスもよく、ヘッドが下がったり、ムリな力で抑えつけたりすることがない、ほどよいバランスです。

アンプを通したサウンドは、ネック角度を変えたことによりフロントピックアップを1mmほどブリッジ側に寄せていることから、フロントの音がややトレブリーなのでしょうか、フロント・ミックス・リアとシームレスなトーン感覚がします。
このモデルに採用されているスプラグ・オレンジ・ドロップ・コンデンサーの相性もよく、トーン・コントロールはもちろん、ヴォリュームでもサウンドのニュアンスを変化させることが出来る、実にレスポンスのよい、コントローラブルなギターです。

ピックアップはトーカイのオリジナル「The fifty nine」。
tok-hls240-cs-12.jpg


実際弾いた印象ではミドル・ハイのあたりに盛り上がりがくるものの、クセはあまりなくスイートな音色。近年ありがちなパワー重視の歪みっぱなしなハムバッカーということはなく、良質材が作り出すレスポンスのよさやピッキング・ニュアンスをしっかり
出力します。

サウンド・クオリティでのライバルはヒストリックあたりですが、価格を考えるとこちらに軍配があがるような気がします。

良質なLPをお探しの方でギブソン・ブランドに拘らない方、ぜひお試し下さい。

カラーは2色。
CSはコチラを、VFはコチラをご覧ください。



ではまた。
  by Moda



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