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この記事は2012.05.30 Wednesdayに書かれたものです。

みなさんこんにちは。


今週はやや暑い日が続き、夏の訪れを確実に感じる陽気となりましたがみなさまお元気でしょうか?


つい先日こちらのブログでモデリングギター「LINE6 JAMES TYLER VARIAX」についてご案内差し上げましたが、今回はまた別のアプローチを行ったモデリングギター
「ROLAND VG STRATOCASTER G-5」をご紹介します。

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さて、先日のVARIAXはLINE6とJAMES TYLER のタッグ。今回はROLANDとFENDERのタッグ。ブランドを超えた組み合わせは、まるで「武藤・小橋組 vs 秋山・大森」の豪華版プロレスを見ているかのようです。両社リングインした宮地楽器神田店より実況させていただきたく存じます。

VARIAXについては先日のブログでお伝えしました通りでございますので、再度お読みいただくといたしまして、今回はVGストラトの実力を探ってみたいと思います。

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ギターシンセやCOSM、VGなどのサウンド・シミュレーション技術をほぼ一社で切り開いていった感のあるROLANDですが、その熟成度がどんな具合にギターに投入されているのでしょうか。見てゆきましょう。




サウンドの核となる技術はROLAND社が永年かけて熟成してきたCOSM(Composite Object Sound Modeling)という、原振動(音の元)が、人間の耳に達するまでの過程にかかわる物体の構造、素材、電気系、電子系、磁気系などのオブジェクトを最先端のDSP技術で再構築する技術です。つまり出音の音ツラだけをサンプリングするのではなく、音源から耳に到達するまでのファクターをDSP技術でシミュレートしているのです。
すでに我々ギター弾きには数年前からBOSSのアンプやFBM-1 Bassman/ FDR-1 Deluxe Reverbなどのエフェクターでその技術の恩恵を受け、耳にしています。ここまで先進技術を使われていますと、いい音に聞こえてくるものなのですが、それはプラシーボ効果。先入観をできるだけ排して冷静に弾いてみます。

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ギターの種類としては「ノーマル・ストラトキャスター」,「モデリング・ストラトキャスター」、「テレキャスター」、「ハムバッキング」、「アコースティック・ギター」の5種類のモードを搭載。5ウェイ・スイッチにより、どのモードでもピックアップの組み合わせによる音色変化が楽しめます。しかも、アコースティック・ギターのモードでは、ジャズ・ギターやシタールの音色。


ひとつづつ弾いてみます。
1.「ノーマル・ストラトキャスター」
このモードはシミュレーションではなく、このギターの木材と電気的ピックアップが拾う、素のサウンドです。もっとも基本となるアルダーボディのストラトとしてのポテンシャルが試されます。ノーマルというだけあって、この音色はあたりまえながらふつうなストラトの音。アメリカン・スタンダードに代表されるクセのない、しかしながらエフェクトのノリがよさそうな素直なサウンドはさすが。


2.「モデリング・ストラトキャスター」
COSMでモデリングされたサウンドということですが、こちらもノーマルに近い自然なストラトサウンドがします。ややピックアップを交換したようなミッドがシフトしたような音色ですが、ノーマルストラトと比較して劇的な変化は見受けられません。しかし、改めてこのサウンドがシミュレーションでつくられているものと思うと楽器としての懐の深さを感じます。1.のギターとは違う、他のストラトの個体を弾いているような感覚。この若干な違いが欲しくて大枚をはたいて楽器店を探しまわり、やっと見つけたらネックグリップがしっくりこない。というようなギター探しの経験を思い出しながら、「なるほど、これは一本で済むのか。こりゃ便利。」とうなづくワタクシでございました。


3.「テレキャスター」
テレキャスターをかき鳴らすということは、「板と棒切れが作り出す弦振動を左手や腹に受けながらカッコよく」やりたいものとワタクシは考えておりますので聴感のみではテレキャスター演奏のヨロコビは語れないと常々思いっております。が、このポジションでのテレキャスターサウンドはコンテンポラリーで品のあるもの。サウンドの似ている、似ていないを語る以前に、非常に扱いやすく、エフェクトのノリなども良い心地よいものです。アンプからの出音はややトレブルを抑えたものの、テレキャスターらしいソリッドな音色が楽しめます。


4.「ハムバッキング」
どちらかというとレスポールなどの音圧あるハムバッキングというよりは、70SのFENDERセス・ラバー・ハムバッカーなどのブライトなイメージです。マホガニーボディのギブソン系のサウンドというよりはストラトのピックアップをシングルサイズのハムに変えたようなサウンドという印象です。あくまでもこのあたりはストラトの、フェンダーのハムバッキングの域を出ないお約束のもと、ヴァリエーションを増やしたもの、といえます。


5.「アコースティック・ギター」

ここはモデリングをするメーカーのウデの見せ所となるところでしょう。正直申し上げますと、ここ数年でかなりアコースティックに近いものができあがりつつあると思います。以前までのアコースティック・シミュレーションですと、弾いた演奏者に対しての生音は実感がないものの、ライブや録音するとまあまあに聞こえる。といったレベルであり、決してプレイヤーに弾くヨロコビをもたらすものではないという印象でした。ところが、今回このモードを試すにあたり、演奏者がストラトシェイプのスチール弦を聞いているにもかかわらず、ピッキングをした右手の下にあたかも木製のブリッジやブレイシングがあるかのような心地よいナチュラルなコンプ感。そしてギラつきをおさえたアコースティック感覚は演奏者に弾く楽しみやよろこびを与えるまでに至っていると実感いたしました。
アコースティックに関してはまだまだ本物と同じサウンドにするのは改善の余地があると思いますが、ライブなどで代用するには十分なレベルと言えます。
BOSSのAC3やヤマハのサイレント・ギターなどでライブを行っている方には十分満足のいくレベルです。ワタクシとしては、モロに本物そっくりなアコースティックなサウンドが出てくるよりも少しニュアンスが違ったこちらのサウンドのほうが個性を感じられ、何か新しいアイデアが生まれそうな気がしています。

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<変則チューニング>

「ドロップD」「オープンG」「DADGAD」「バリトン・チューニング」
「ギターを持ち替えることなくストリング・テンションもそのままで、さまざまな変則チューニングに瞬時に切り替えできます。 さらに、12弦ギターのモードも装備。アコースティック・ギターまたはエレクトリック・ギター、どちらでも設定可能です。」とカタログにありますが、この変則チューニング機能はこのギターのあらゆる長所のなかでも突出して素晴らしいです。

ギーギーいいながら機械的にペグを回す某社のチューニング機構よりも数段ノンストレスです。実際にこのノブを回すだけて変則チューニングにできるものは以前から出ておりましたが、非常に追従性が高いです。各弦の信号を個別に出力するディバイデッド・ピックアップのおかげでしょうか。各弦のピッチや音ツラを取り込んで瞬時に演算処理を済ませ、音程を変えて...などという工程を微塵にも感じさせないレスポンスのよさ。チューニングを変えることでは何一つストレスを感じることはありません。きわめて自然に演奏に入り込むことができます。

まとめますと、V-5はストラトキャスターを軸足に置きながらストラトの可能性を広げたモデルと言えます。モデリングギターでありながら、レスポールやセミアコ、フルアコなどには手を出さず、フェンダーのラインアップのなかでの代用をフルにカバーしている印象です。

一方、VARIAXは巾広くさまざまなギターをモデリングしており、多彩なサウンドはイマジネーションを刺激します。

個人的にはレコーディング使用にはVARIAX、ライブ使用にはV-5というのがこれらモデリング・ギター二機種の真骨頂ではないかと思います。

いずれにいたしましても、エレキギターの進化がこの二機種によってまた一歩新しいページが開かれています。ギターを演奏される貴兄におかれましては、ここで一度ギターの進化を目の当りにしていただきたく存じます。

ぜひ店頭で試奏して下さい。お待ちしております。


ではまた。

by Moda  

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