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書いた記事数:1295 最後に更新した日:2024/02/08
この記事は2012.11.11 Sundayに書かれたものです。

 こんにちはiです。

実は最近よく家でギターを弾くようになりました。ただ、諸事情によりアコースティックギターを家で弾くわけにはいかないので、当然エレキがメインとなるのですが、実は私、家用のアンプを持っていません。
以前はヘッドフォンが使えるものやら、何やら所有していたこともありましたが、ヘッドフォンというのがまず精神的なストレスになりますし、逆にスピーカーから音を出した時にある程度の音量を出さないと良い音が出ないので、結局繋ぐのが面倒になってしまう…。よってアンプから遠ざかる。
でもここでも何度も申し上げてきました通り、エレキというものはアンプとふたつでひとつの楽器です。生エレキでチュンチュンやっていても気持ちが乗ってはきません。結果的にギター自体から離れてしまう場合もあるわけですね。

数年前に流行った5Wクラスのブティックアンプもそれは購入を考えたこともありました。しかしながら、隣近所がすぐ横の狭い部屋では5Wでも音が大き過ぎます。しかもやはりある程度の音量が良い音を出す為には要求されてしまう。それに値段もそこそこしてしまう為、どうせなら小さい小屋で使える15Wくらいのアンプを購入する方が合理的というわけでそれもやめました。

そんな近年、1Wのチューブアンプというものが各メーカーから出ており、注目されております。しかしながら当然のごとく同じ問題が起こるのは必至です。と申しますのは、我々が良い音と感じるのはその音色、歪み感ももちろん大切ですが、音圧感…つまり迫力というものを必ずどこかで要求してしまう。1Wと言えど音圧を出すのにはやはりそれなりな音量が必要なのです。マスターヴォリュームで絞れば?という考えもありますが、パワー管が鳴っていない細い感じになってしまいますし、ではアッテネーターをアンプのスピーカーの間にかませば?という考えもありますが、当然それによる音質劣化は必ず生じるわけです。しかも、アッテネーターをかましてまでと考えるとどこか面倒で敬遠してしまいがちです。


では何か良い方法はないのか??


答えは…あります!!


数年前、プロツールズのイレブンラックが発売された頃、アナログ楽器担当としてギター・プロセッサーとしての性能がどれくらいのものかインプレッションさせていただきました。

「デジタルが向かう先とアナログが行き着く先1~3」
http://miyajiguitars.jugem.jp/?cid=19

その時に感じたことは、遂にデジタルもここまできたか!が率直な感想でしたが、デジタルの世界の3年というのはアナログだと何年に値するのか想像も出来ませんが、確実に当時より進化したギター・プロセッサーソフトが登場しています。
ギター・プロセッサーソフトというと、中にはアレルギーを起こされる方もいるかもしれません(笑)。もちろん、ギターサウンドというのはアナログの塊です。当然アナログの深さを超えることなど当面は出来ないでしょう。しかしながら、以前にも述べさせていただきました通り、道具と考えたらいかがでしょうか?

デジタル=道具(ツール)であると…。

もちろん道具は道具なので、それを所持することの喜びの様なものはありません。アンプやエフェクター、そしてギターを購入する時の心のトキメキはないですし、仮に売却することになった場合の価値は無きに等しいでしょう。ただし、その道具を使用することによる「満足感」「達成感」を感じる時間、つまり音楽的充実は得ることが出来ます。場合によってはフレーズを音源として残すといった作品も作れるわけです。まさにハードに対する「ソフト」そのままといった感じかと。

では具体的にこのソフトを使用すると、前述した家でギターを弾く場合の問題の何が解決出来るのでしょうか??

一言で申し上げるならば「音量と音圧」です。

通常、我々はギタリストがアンプ(キャビネット)から出したサウンドをレコーディング・エンジニアがマイクで拾い(ラインの場合もあるが)、それをトラックダウン、マスタリングといった工程を経てCDの様なメディアによる作品として聴くわけです。即ち、ギターサウンド=アンプサウンドとは微妙に違うわけですね。
そのエンジニアが行う作業で空気感(アンビエント)だったり、音圧というものが決まってくるわけですが、ギター・プロセッサーソフトというのはそこまでシミュレート出来るわけです。
キャビネットの前に立てたマイクの位置まで自分で決められる。もちろんマイクの種類は当然ですし、アンプやキャビネットの種類、エフェクターまで、組み合わせを考えたらとんでもなく様々なサウンドが作れます。仮に初期のヴァン・ヘイレンのあの真空管がとぶ寸前のマーシャルの圧倒的な音圧感は、いくら優秀なチューブアンプがあっても家では再現出来ません。それをシミュレートするのがこのソフトなんですね。
しかも、インターネットとメールが出来るくらいのパソコンの知識さえあればそれが可能です。オーディオ・インターフェイスという機械からスピーカーを通して音が出ますが、その音量=音圧ではありません。聴こえるか聴こえないかくらいの小さい音量でもギターサウンドは物凄い音圧で鳴っているわけです。

確かにデジタル=バーチャルには違いありません。しかしながら、単純に練習の為、あるいは作品作りの道具と割り切ったらどうでしょう?こんなに便利なものはないというわけです。しかも何度も申し上げますが、デジタルと申しましてもそのサウンドの良さは10年前とは桁違いに進化しています。


ここまで書かせていただいたところで、少し脇道にそれますが、先日チャーさんのZICCAレコードのサイトに行ったところかなり面白いものが有料でダウンロード可能になっておりました。それはアルバムTRADROCKシリーズの曲がマイナスワン(各1パートのみ入っていない)で購入出来る様なのです。つまり、仮にギターだけ入っていないマイナスワン音源を購入するとします。その音源をパソコンで再生しながら同じパソコンでギター・プロセッサーソフトを立ち上げ、音色を作り、同時に弾く…。音が出てくるところはオーディオ・インターフェイス→スピーカーです(PCの設定でそれが出来ます)。
先ほどお話させていただいたマイキングの話も思い出しつつご想像願えたらと思います。


さて、話が相変わらず長くて申し訳ありません。
というわけでいかがでしたでしょうか?それでもデジタルはちょっとという方におススメなのが以下の私共のセミナーでございまして、これは前述しました家でギターが弾けない、あるいは弾いていても気持ちがよくないといったお悩みをお持ちの方には絶対的におススメなのと、DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)初心者あるいはこれからの方でもわかり易くご説明するイベントです。

まだお席はございますので、是非お気軽にお申込み下さいます様宜しくお願いいたします。
ではまたー!

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ひとりギター
2012年11月25日(日) 14:00〜 16:00〜


宮地楽器神田店 03-3255-2755

「ひとりギター」セミナーのご案内PVが観れます。こちらへ→GO!!
 

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  • 2012.11.11 Sunday