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この記事は2012.12.18 Tuesdayに書かれたものです。

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FENDER USAが30年ぶりにフルモデルチェンジしたAMERICAN VINTAGE SERIES、通称“ヴィンスト”“ヴィンテレ”(以下表記)が届いてから早1か月。こちらでも店長がさっそく取り上げておりましたが、ちょっと違った角度から私もインプレッションしてみようと思います。

もともとヴィンストが発売された82年という年は、日本ではジャパメタ全盛と申しますか、これからブームのピークを迎えようとしていた頃ですね。そんな当時、流行していたギターはストラトにハムバッキングPU&フロイドローズ搭載といった仕様で、国内メーカー各社そのようなコンポーネント系ストラトにメインラインナップを移行しかけていた頃です。
つまり、70年代後半から続いたフェンダー、ギブソンのドンズバコピー全盛時代がひと段落した頃、遂にグレコのストラトがフェンダーという冠をかぶった(フェンダージャパン)…まあそんな記念すべき年でもあったわけですね。

fenu-59stblog1.jpg当時の音楽雑誌ではUSA製と日本製フェンダーの徹底比較なんて特集も組まれて、その発売はかなり注目の的であり、こういう私もご多分に漏れず、いてもたってもいられずにフェンダージャパンのST62-85のホワイトフィニッシュをすぐに手に入れたものでした(笑)。USA製が確か当時298,000円で買える値段でなかったのと、ピックアップがUSA製でラッカーフィニッシュ仕様だったからと記憶にありますが、結局ネックシェイプが気に入らずに手放しました(苦笑)。でも音は悪くなかったですね。ラッカー塗装独特の匂いは今でも憶えています。

そんなわけで懐かしい話ばかりしても始まりませんっ。

では個人的な経験と仕事柄の経験からお話させていただくならば、今回生まれ変わったアメリカン・ヴィンテージシリーズはハッキリ正直申し上げて良いです
楽器屋的な説明…たとえばネジがどうだの、ピックガードのスラントがどうだのといった細かい変更点はこの際抜きにして、単純に楽器そのものとして考えるならば、値段とモノ本体のバランス…コスパフォっていうやつですか?それは本当に良いっ。
82年当時に298,000円したものが、現在当店売価で234,675円(税込)。たしかにデフレまっただ中で23万円は高い買い物です。しかしながら、エレキギターの金額と考えた場合、これは決して高い買い物ではないと断言出来ます。理由は以下です。

1.今回入荷分に関してはヴィンストもヴィンテレも全体的に軽く、ものすごく鳴っていること(振動がネックからボディーへ、そしてボディーからネックへ循環しているのがよくわかる)。これはネック材とボディー材の相性が良い。本物のヴィンテージによくある傾向ですね。こういうギターは指板が鳴っています。指板が鳴るギターはPUの乗りが良い、つまりプラグドで出した時の音に新品独特の耳に痛いというストレスがない。

2.ネックシェイプがヴィンテージのそれである。ヴィンテージをお持ちの方にはお判りと思いますが、ヘッドからボディーに向かうに従い徐々に太くなるタイプなのに、握っていて違和感や太すぎるといった感覚を全く感じない。これは本物のヴィンテージのフィット感を相当研究した結果だと思われます。
しかも、フレットがいいあんばいで太い。通常のヴィンテージタイプのフレットではありません。単純に昔通り作るというより、現代のニーズにマッチする様にプレイヤビリティーを考慮しているところ(しかもさりげなく)がかなりな好印象です。(当然SWも最初から5Wayです。またリアPUのトーンコントロールが可能!)

fenu-58tlblog1.jpg3.塗装が限りなく薄い。特にネックに顕著なのですが、まるで50〜60年代のブランドニューみたいです。また色合いがわざとらしくなく、当時の新品の様なクリアーさと深みを感じる。この塗装も鳴りに影響してるんでしょうか??とにかく、今までのヴィンストやヴィンテレ(シンラッカーものも含めて)のイメージでは全くありません。これは使い込んだ時のルックスが相当楽しみですね。

4.時代によってボディーシェイプもネックシェイプも幾度も変化してきたフェンダーですが、特にストラトに関してはシェイプに丸みがある50〜60年代のそれに限りなく近いエッジ感がまた好印象です。たとえば80~90年代のストラトはカスタムショップも含めて全体的に角張った感じですが、あくまでオリジナルに忠実に作られている様ですね。今回は製作時の工具まで当時のものを復刻したそうですから、その気合の入り方は半端でない様です。

5.以前の様にピックアップにわざと枯らした感がない。これは非常に重要です。よってブラックボビンとグレイボビンのサウンドの違いも明確に表れて、なるほど〜と納得するほど。キャラクター的には完全にフェンダーらしさが出ており、潔さとフェンダーオリジナル・ピックアップの歴史的深さを感じます。これも好印象。


結論として、何でもっと前からこれが出来なかったのか??という疑問と店内での試奏の際、コスパフォのあまりの良さにスタッフ全員が苦笑いするという現象が起きました(笑)。
私も個人的に20年前にこれがあったら…などと多少複雑な気分になりましたね(苦笑)。

でも仕方ないです。様々な紆余曲折の結果、フェンダーがたどり着いたフルモデルチェンジなんでしょうから。


よって、今回の私の評価は…星っ、三つです〜〜っ。

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  • 2012.12.18 Tuesday
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