この記事は2016.11.16 Wednesdayに書かれたものです。
イギリスの伝説的バンド、ダイアーストレイツの中心人物、マーク ノップラーの所有する1958年製レスポールをスタンダードヒストリックスペックで再現した1本が入荷。
Body: 1 Piece Mahogany, 2 Piece Figured Maple Top
Neck: 1 Piece Mahogany, Double-Carved, Knopfler Profile
Fingerboard: 1 Piece Indian Rosewood, Hand-Rolled Binding
Inlay: Celullose Trapezoids
Nut: Nylon
Finish: Knopfler ’Burst Nitro-Cellulose
Tuners: Gotoh Gibson Deluxe, Single Band
Bridge: ABR-1
Tailpiece: Lightweight Aluminium Stopbar-nickel
Neck Pickup: Custom Bucker
Bridge Pickup: Custom bucker
Headstock: Les Paul Standard, ”Broken” edges
Knobs: Gold Top Hats
ハードケース、認定証付属
マークノップラーとレスポールといえば1980年代中期、当時のチェリーの強い59年リイシューモデルが印象的ですが、その後手に入れた1958年レスポールをギブソンの最先端の技術で再現したのがこちらのモデル。
一番の特徴は、フェイドしたノップラーバーストと呼ばれるカラー。ボディ下部から色抜けが強いバーストによく見られるパターンで、さらにセレクタースイッチの下の部分だけ絶妙に赤みが残っている凝ったカラーリングです。
さらにスタンダードヒストリックベースでありながら、指板エンドとフロントピックアップのギャップがあり、カッタウエイの先も尖り気味のトゥルーヒストリックの流れを汲んだボディ形状も目を引きます。(ということは?ジグがTHと共有!!?)
こちらの個体、トップのフレイムも通好みの見え隠れする杢。バックのマホガニーの木目も素直なのが好みの方も多いはず。指板もしっとりとした感じで好感触。さらにとどめで重量3.55Kg!持った感じはこれがレスポールかと疑う異次元のウエイト。あまりに軽くてヘッドの方が重く感じる方もいらっしゃるかもしれません。ネックシェイプも本人の個体をプロファイルしており、58ながらかなり薄く感じます。
指弾きで有名なマークノップラーですが、ヒストリックならではのニュアンスに忠実なアウトプットは、彼の繊細なギターワークを下支えできるクオリティです。
先日のファクトリー選定においてゲットした為、おそらく日本にはこちらの一本のみ入荷という可能性が高い!!?ファンの方もそうですが、それ以上にレスポールファンなら是非チェックして欲しいギターです。
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- 2016.11.16 Wednesday